勇者な二匹









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「ただいまー…」



…返答がない。

普通に返答があっても困るのだが。



「あ、会長のとこよってくるの忘れた。」


まぁ明日にでもいけばいいだろう。



今日は衝撃を受けすぎたせいか、体が妙に疲れている。



時計を見ると、時刻は7時。

時の経過も早いようだ。




…ガチャ



自室に入ろうとドアノブを回したのだが、



ガチャッ、ガチャッ



…何故か開かない。



「えぇー…っ」



しかし、こんなことでへこたれる僕ではない。


「…ご飯でも作っていよう。」



多少論点がずれているとは自分でも感じているが、気にはしない。


ウーラが帰ってきたら開けてもらえばいいんだから。












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