God  の 道案内 。






「そーいえばね」





化学室で会った金髪の
人のことを言うと
洋子はふふっと笑った




「まぢ?ぃーなあ、」





へっへへ、
不気味な笑いを浮かべて
机でほお杖をついて
素直に羨ましがる洋子を
見下ろしてみる



いいね、この感じ
今までない新鮮さ






依瑠ヵは相変わらず
机につっぷして寝てるから
話したくても話せないから
まあ、起きた時言おう






あいつ、起こすと
ばっか機嫌悪いからな..









< 10 / 23 >

この作品をシェア

pagetop