ずっと好きだから。
当たり前
4月5日。


私は、見奈川 瞹楓 （ミナガ アイカ）。


中学校の入学式が始る2日前。


「おめでとう！もう、13歳だね」


私は、中学生を迎える直前。


小学６年生。


とは、言ってもあと2日で中学生。


私は、楽しみにしていた中学校を目の前に不安を抱えていた。


それは、友達関係だ。


私は、悔いのあるまま小学校を卒業した。


その悔いは、一生取り戻せないものであった。


もちろん、私のせいだ。


この、話は私が新年生のクラス替えの発表日の話。


「6年３組 見奈川 瞹楓」


と、自分の名前を呼ばれその場所に行った。


しかし、行ったものの私の前には私より後の名前の子がいた。


おかしいなと、思いながらクラス発表が終わり自分のクラスへと行った。


もちろん、私はクラスの中では浮きたくなかったから必死に友だちをかき集めながら。


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