ずっと好きだから。
そして、気まずいまま係りの表を作った。


それには、係りに入っている人の名前を書かなければならない。


すると、習字も習っていた乃綾は当たり前のように表を書いていった。


誰もが、空気が悪くなった。


すると、名前の欄になると乃綾はすごい一言を発した。


「あたしが、書いてあげるね。皆が、書いたら汚くなっちゃうでしょ?」


私達は、腹が立った。


いくら、自分が才能を持っているからってそれは間違っていた。


皆は、まぁ乃綾の好きなようにして。


と、冷たく言った。


乃綾は、そんな言葉では傷つかなかった。


自分の才能があることに誇りを持ちすぎて、そんな言葉は全くも気にならない。


誰もが、その事があってから乃綾にをみなイラ立ちを覚えた。


その日からの事があって、翌日の朝。


誰か知らぬ誰かが乃綾の机に落書きをし、横にかけてあった物も全て捨てられてた。


はっきし、私はざまーみろ。


と、思っていた。でも、乃綾は違っていた。


乃綾の、前に長田まいと言う小学校生活6年間で365日いじめられてる子だった。


すると、乃綾は教室にはいってくると…







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