年上ペット


あぁ〜重かった。


こういう台詞が脳に出てくる時アタシも老けたなって思う。


ジョージの顔を凝視する。
いいなぁ背高くて。アタシももっと高くなりたかった…。
まぁ無い物ねだりしても仕方ないと今は割り切って高いヒール履いてるけど。


「なに?」


「別に?」


「涼子って何気小さいよね」


ムカッ!人が気にしていることを!


「うるさい!あんたがデカすぎるのよ」


< 38 / 118 >

この作品をシェア

pagetop