年上ペット


その後アタシは急速で仕事を終わらせた。
(杏子へのイライラのおかげで)


「ただいま」


「おかえり〜!待ってたよ」


相変わらずテンション高くアタシを迎えてくれる。


早速二人並んで料理をし始めた。


アタシ…包丁握るの何年ぶりだろう。
久しぶりにまじまじとみた気がする。


「何ボーっとしてるの?ほら、キャベツ切って!」


「……はい」


言われるままに動く。
だって料理とか何作るのか分かんないし。
ま、キャベツ切ればいいか。


< 51 / 118 >

この作品をシェア

pagetop