年上ペット


そう考え鍵を鍵穴に差し込むのと同時だった。


男が目を覚ましたのは。


「ん…、あれ?オレ…寝ちゃってたのか」


そう言ってハハ、なんて笑っている男はアタシの存在に気がついて無いのか?


そう思い目の前で、詳しく言うと足元で脳天気に笑っている男を凝視していたら


「ところで…アナタだれ?」


脳天気男がアタシに放った第一声がコレ。


それはアタシのセリフだ!!


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