年上ペット
ゆっくりとジョージがベッドに下ろしてくれる。
「水持ってこようか?」
「…イラナイ。アタシは…ジョージが欲しい」
「何言ってるんだ?酔ってんのか〜?」
アタシの言葉を冗談だと思い笑うジョージ。
「冗談じゃないよ」
アタシは寝たままジョージの顔へと手を伸ばす。
ジョージに触れた指先に熱が籠もる。
アタシ…こんなにもジョージの事が好きなんだね。
今更すぎてクスリと笑ってしまう。
「涼子…?」