先生…行かないで。

みんな、やり始めた。

だが…1人やっていなかった。

あそこでノート見てるヤツ…

あれは莉奈だ!

俺は莉奈の席に向かった。

「今はプリントやるんだぞ?」

莉奈の頭をノートで軽く叩いた。

「あっ、先生。分かってるよ−。ノートありがとね!」

「そんなこと後でいいから早くプリントやりなさい。」

そう言って髪の毛をくしゃくしゃっとして離れた。

莉奈を見ると髪の毛をいじっていた。
< 105 / 271 >

この作品をシェア

pagetop