先生…行かないで。

ちょっと近づきすぎたかな?

でも、莉奈が笑顔になってくれて本当に良かった。

下駄箱に着き、俺は莉奈に先に行くように
言った。

これが間違いだった…。

俺は職員室に着き自分の荷物と
莉奈の荷物を持ち少しのんびりと
下駄箱に向かった。


下駄箱に着くと外でしゃがみ込んでる人が見えた。

ん?誰だ?

もしかして…莉奈か?

今の時間帯からすると莉奈しか居ない。

俺は靴ひもを結んでるんだと思っていた。

俺は外に出て莉奈に声を掛けた。

振り向いた莉奈は、物凄くビックリした顔をした後

その場にしゃがみ込んでしまった。

そんなにビックリしたのか?
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