先生…行かないで。
莉奈は気付いたか気付いてないか分からないけど一瞬だけ微笑んだ。
それから莉奈は元気になり、めちゃくちゃ笑っていた。
さっきまで泣いてたのが嘘みたいだった。
車の中で俺達はいろんな話しをした。
その中で俺の心に残ったのは、
俺達がここで出会ったのは運命なんだという話しをしたことだ。
本当にそう思う。
俺がこの学校に来てなかったら莉奈とは出会わなかったんだ。
そして莉奈が俺のクラスの生徒になったのも運命。
何もかもが運命なんだという事がよくわかった。