先生…行かないで。
笑顔で話せたのは嬉しかったけど、さっき先生少し泣きそうだったな。
急に涙目になったし。
本当に転勤しちゃうのかな?
それから、少し考えてるうちに体育館に移動する時間になった。
私と瑠美は、一番後ろから行くことにした。
二人で話していると、急に頭を叩かれた。
「ッ!イったーい!」
「うるせ-!静かにしろ!」
「先生‥酷いよ。痛いし!」
「はいはい。分かったから。静かに入れよ!」
って言って、頭をポンポンってしてくれた。
そして先生は前の方に行っちゃった。
「莉奈と先生、ラブラブ−!」
「そんなこと、ないよ−!」
「わ−!顔真っ赤だよ!」
「うるさい!ちょー恥ずかしいんだからね」
「分かった分かった!」
もう、みんなして子供扱いしすぎ!