先生…行かないで。

俺は、莉奈の事が心配だったから、少しだけ近くに居ることにした。


「先生、何でここに居るの?」

「ん?莉奈が心配だからさ‥」

「そっか。ありがとう」

莉奈は少し嬉しそうな顔をしていた。

その顔を隠すように、瑠美の方を向いていた。

だが、その後は莉奈とたくさん話した。

少しずつ、莉奈が笑顔になっていった。

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