先生…行かないで。

「で?先生 何するの?」

「あー、模造紙に歌詞書いてくれ。
 模造紙とペンは持ってきたから」

「はーい」

「じゃあ、やるか」

「うん」

「莉奈、下書き係りね?」

「うん。わかった」

と言い作業に取りかかった。

先生との距離にドキドキしっぱなしの 私。

そんなのお構いなしに
どんどん近づいてくる先生。

まぁ、ドキドキしっぱなしだったけど
無事に作業は終わりました。

「はぁ--。終わった」

「案外 早かったな」

「だね」

その後、模造紙を教室の後ろの壁に貼った。

で、作業も終わり 私は帰ることにした。

まだ、みんな部活をやってたので
私は少し顔を出して帰ろうと思っていた。

「先生!また明日ね。
 また仕事あったら手伝うからね!」

「おう!ありがとな」

「大丈夫。またね」

「おう!気をつけてな」


先生とお別れし、部活に向かった。
でも、すぐに終わりそうだったから、今日は帰ることにした。
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