先生…行かないで。

その日の掃除の時間だった。


「も-早いよ-」

「遅いぞ。早くしろよ」

「うるさいな。ちょっとは待ってくれてもいいじゃん」

「はははは-」

そんな声が下から聞こえてきた。
俺は階段を降りた。

すると、莉奈とクラスの男子が居た。
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