先生…行かないで。

俺は、帰りに莉奈を見つけて話し掛けた。
「おい。ちょっといいか?」

「なに?」

「話しがある。教室で待ってろ」

と言った。

莉奈の表情はまだ、曇っていた。
俺は、気持ちを整えるために
俺の好きな山がよく見える廊下に行った。

まだ教室には、人がいっぱい居るから話すには無理だった。

俺は、山が見える窓のとこで
話す内容を整理した。

気持ちも話す内容も整理するのに俺は、5分位かかった。

そろそろいいかな?

俺は、教室に向かった。
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