先生…行かないで。
次の日から、莉奈は俺に話さなくなった。
それよりか
顔も合わせようとしない。
目が合っても、睨む。
挨拶しても無視だった。
今日は、係決めをする日だった。
莉奈が学級委員を辞めてしまうかもしれない。
そう思うと悲しかった。
どうにかして莉奈を学級委員にしたかった。
でも俺の願いは叶わなかった。
学級委員は違う子だった。
今回は真面目な子だった。
莉奈わというと
瑠美と洋と一緒に配達係だった。
配達係は、俺の頼んだ荷物を運ぶ仕事だ。
やってけるかな?
頼んでも絶対に拒否されそう。
でも、今日さっそく仕事があった。