先生…行かないで。

そんな事を考えていた、ある日の放課後…

あたしは、いろんな事を考えすぎていて頭がパンパンになっていた。

気分ものらなかった。

放課後、今日は早く帰ろうと思い用意をしていた、あたしの元に今1番話したいと思ってる人が現れた…。

「先生…」

あたしは嬉しすぎて涙が出てきた。

「莉奈…今日の放課後話せるか?」
「は…い」

あたしは周りも気にしないで涙を流していた。

「大丈夫か?後で…教室で待っててくれ…」

「は……い」

あたしは先生が出ていった後トイレにダッシュした。

鏡の前のあたしの顔わ驚くほど変わっていた。

明るくなっているのがわかった。
でも、まだスッキリしていないような顔をしていた。

それは、きっと今からどんな話しをするのかが不安な証拠だった。
少し目を洗い教室に戻った。
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