あいつは先輩
『うん。だから今日は一緒に帰ろっか。』



『本当!?
やったあ!久しぶりにデートしよ♥』






あ.......。




和樹君とメールしてるんだ....。


優花は、和樹君と学校が違うためしょっちゅう会える訳じゃ無い。


それに和樹君はサッカー部で部活が忙しいからなおさら会えない。


だからメールや電話を毎日してるらしい。



なんか急にさみしくなった。


私一人取り残された感じ。




「先に食堂行ってるね.....。」



私は優花にそう言って教室を後にした。



んまぁ、落ち込んだってしょうがない。


私は優花に幸せになってもらいたいし。


優花に気を遣わせたくない。








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