あいつは先輩
私がそんな事考えてると。



「あっ........。」




いきなり恭哉先輩が声をだした。


「お前あのときの水玉パンツ。」


そう言って恭哉先輩は私を指差した。



ちょっと、ひとを指差すんじゃない!!



.......ていうか。



「あああああああアッ」


水玉パンツって事は、あの時の


「馬鹿男!!」


私もそいつを指差して言った。


もう私の中では恭哉先輩じゃなくてそいつになっていた。


「あっ?お前馬鹿男って」


「まぁまぁ、よく知らないけど落ち着けって。」


直人先輩が私達をなだめた。


「やっぱりこのみと恭哉先輩どこかで会ってたんだ~。」

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