いつも突然な君

「それより、俺とイイことしようよ。黒猫ちゃん」


そう言った男子生徒は、持っていた小瓶の蓋を開け、中身を口に含んだ

そして…


「っ…ンッ!!?」


無理矢理私に口付け、口移しで小瓶の中身を私の中に流し込んできた


気持ち悪い…

葉音じゃない人のキスは、こんなに気持ち悪い物なんだ


そんなことを思っていると、何故か体の力が抜けてきた

ふわふわして…
体が熱い…

意識も朦朧としてきた…

体が言うことをきかない…

葉音…助けて…

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