いつも突然な君

空き教室まで走り、たどり着く

そして、扉に手をかけ開けた


「…見つけた!」

「っ!日高!」


扉を開けて飛び込んで来た光景

制服を乱され、瞳に涙を溜めた美羽が一人の男子生徒に押し倒されていた

男子生徒は、さっき喫茶に来てた野郎団体の1人だった


「は…ぉ…と…」


弱々しい美羽の声が俺に届く

それを合図に俺は男子生徒に殴りかかった

そして、俺の拳は見事に男子生徒に命中

そいつは、美羽から離れ床に倒れた

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