いつも突然な君

「せっかく黒猫ちゃんとヤれるかと思ったのに残念」


その言葉に、再び俺の怒りは頂点に達した…

気づけばそいつの顔を、また殴っていた


「…美羽は俺のだ。次、手出したら…この学園から消すから」


自分でも驚くくらい冷たい声で、男子生徒に忠告した

男子生徒も、俺の声に驚き、恐怖で何も言えなくなった

そして、男子生徒は逃げるように、空き教室を出ていった

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