いつも突然な君

「失礼します」


美羽を抱っこしたまま、保健室に入る


「あら。珍しいお客。…どうしたの?その子」


保健室に入ると、保険医の山本優子(ヤマモトユウコ)先生がいた

ってか、居てもらわなきゃ困る


「ちょっと…色々ありまして…ココに寝かせておきたいんですが…」

「まぁ、いいけど…ベッド空いてるし、私暇人だし」


そう言って、1つのベッドを用意し始める山本先生


「…氷枕とかいる?」

「いえ、大丈夫だと思います」


美羽の顔がほんのり赤いのを見て、提案してきたんだろうけど…

別に美羽は熱を出した訳では無い

もちろん、本当のことは言えないけど、氷枕はお断りした

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