いつも突然な君
今日は、先生に進路指導室に呼ばれ、軽く説教を交えたアドバイスをされていたため、帰りが遅くなってしまった
「暗いなぁ…」
私は、ポツリ1人つぶやき学校を出た
下校途中にある、小さな公園
ここは、昔よく遊んだ所
「懐かしいなぁ」
今朝見た夢に、葉音が出てきたので、なんとなく懐かしくなり、足を止める
「…あれ?」
足を止めた公園に、誰かがいる
同い歳くらいの、男の子
公園の街灯が、男の子の顔を写し出す
その姿を見て、私は公園へ踏み入れた