いつも突然な君

『10!』


自己嫌悪に陥ってると、窓の外から変なカウントが聞こえてきた


「コレ、何のカウント?」


疑問符を浮かべながら、葉音の方に向く


「うちの学園の…ジンクス?的なもの」


葉音が私の問いに答えている間にも、カウントは進んでいく


『3!…2!』


そして…


『1!…ゼロぉぉ!』

「ッ…ン!!?」


カウントがゼロになった瞬間

葉音の唇が、私の唇に重なった


ま、また…キスされた…

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