いつも突然な君

「あっ!」


わかった!
この数字の並びは…


「どうしたの?美羽」


突然声を出した私を、瑞希と栗林くんが見る


「葉音と同じ日だね。瑞希の誕生日」

「「え?」」


私が言うと、2人の声が重なった

え?
知らなかったの?


「知らなかった…?」

「…葉音は素直に言うヤツじゃないよ…特に俺なんかに」

「隼人が知らないなら、私はもっと知らないわよ」


私が聞くと、2人はそう答えた

そっか、知らなかったのか

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