いつも突然な君
「ねぇ、瑞希。4人でお誕生日会したいな…迷惑?」
大切な2人の誕生日
是非ともお祝いしたい
お願いするように、首をちょっと傾けて、瑞希を見る
「美羽、祝ってくれるの?!超嬉しいっ!」
瑞希は、私に抱きつきながら、そう言ってくれた
「誕生日会とか懐かしい響きだなぁ…でも、葉音が参加すると思うか?」
栗林くんが言って気づく
葉音、そーゆうの苦手そうだな
うーん…と言いながら、考えていると瑞希が言った
「美羽。今、私にしたように日高くんにも言いなさい?…きっと、拒否なんて出来ないから」
私は、自信満々の瑞希に言われ、渋々葉音の所に向かった