いつも突然な君

「え…?」

「誰も祝ってくれる人いなかったから…忘れてた」


っと、さらっと言った葉音

そっか…
身内が近くに居なかったんだ

だったら尚更、お祝いしてあげたい!


「私は、大切な2人をお祝いしたい!…お誕生日会したい!…ダメ?」


私は、瑞希に言われた通り葉音にも同じ動作で聞いた


「…いつ、どこでやるの?」


あ、決めてない…
でも、たぶん


「来週の土曜日…とか。場所は…私の部屋!」


私が提案したんだし、場所くらいは私が提供しなきゃね


「…ふーん…」


少し考える仕草をした葉音
…そして答えた

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