いつも突然な君

「葉音?具合悪いの?大丈夫?」


何も言わない葉音
不安になり、なんとなく葉音の頬に触れる


「美羽…」


頬に触れた瞬間
葉音が私の名前を呼び
さらに、触れていた手を引っ張られる


「きゃ…ッン?!」


引っ張られた私は、手際よく葉音に上を向かされ

そのままの勢いで
…キスされた


「え…ちょ!?葉音?!」


唇を離され、その瞬間葉音は逃げるように、その場から去って行った


「な…んだった…の?」


葉音の唇の感覚が残っているそこに、指を這わす

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