いつも突然な君

「あのね!星が付いてるヤツがいいの!」


美羽は、目を輝かせながら俺に言ってくる

星が付いてる指輪?


「星が2つ付いてるヤツが欲しいの!えっとね、昔書いて見せたようなヤツがいい」


…デザイン指定ですか

探すの大変そうだな…

ってか、昔書いて見せたヤツって…?


「…覚えてないんだけど」


残念ながら、俺の頭のメモリーにそんな記憶は残っていなかった


「こんなのだよ!」


美羽は、言いながら近くにあったメモ用紙に絵を書き始めた

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