いつも突然な君

描かれた絵は

大小の星が2つ寄り添うような形でデザインされた指輪

完全に、美羽の妄想の中で産まれた指輪だ


「…努力は…する」

「うん!楽しみにしてる」


見つかる自信は無かったが、美羽の為ならと思ってしまう俺

見つかるといいな…


「…まぁ、でも。葉音がくれる物なら私、何でも嬉しいよ?だから、無理はしないでいいからね?」


俺の困った顔を見てか、美羽が後付けで可愛いことを言ってきた


「俺があげる物は、何でも嬉しいの?」

「え?うん」


可愛いことを言われて、俺の悪知恵が働く

< 140 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop