いつも突然な君
描かれた絵は
大小の星が2つ寄り添うような形でデザインされた指輪
完全に、美羽の妄想の中で産まれた指輪だ
「…努力は…する」
「うん!楽しみにしてる」
見つかる自信は無かったが、美羽の為ならと思ってしまう俺
見つかるといいな…
「…まぁ、でも。葉音がくれる物なら私、何でも嬉しいよ?だから、無理はしないでいいからね?」
俺の困った顔を見てか、美羽が後付けで可愛いことを言ってきた
「俺があげる物は、何でも嬉しいの?」
「え?うん」
可愛いことを言われて、俺の悪知恵が働く