いつも突然な君

「…じゃあ、あげる」

「何を?」


俺の悪巧みに気付かない美羽は、首を捻っている

そんな美羽にじわじわと近づく

そして、捕まえて逃げないように美羽の腰に手を回わし、囁くように言う


「俺から美羽に…キスをあげるよ」

「え!?きっ…んンッ」


俺の言葉に一瞬にして顔を赤く染めた美羽の唇を奪う

美羽は少しだけ、俺の胸を押し抵抗をするが、俺が離さないと分かると大人しくなった

だから、俺は思う存分美羽の唇を味わう

誕生日だし、少しくらい強引でもいいでしょ?



…まぁ、誕生日じゃなくても、俺はいつも強引だけどね…

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