いつも突然な君

「ふ…ぇ…」


しばらく美羽の唇に夢中になっていると、美羽が力尽きた

くったりと、立てなくなった美羽を支える


「…腰抜けたの?」

「無理ぃ…長いよ…」


そう言った美羽の顔は、いい感じに色気を纏っている


「でも、俺のあげる物は何でも嬉しいんでしょ?」

「…うん…葉音のちゅう好き」


俺の意地悪な言葉に、予想外な言葉を返してきた美羽

予想外過ぎて、一瞬理性を飛ばしかけた…落ち着け俺

俺の気も知らないで、美羽は俺の腕の中でキョトン顔



こうやって
俺の心を乱すのも
俺の心を安定させるのも

いつも、美羽だ

本当、君には敵わない…

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