いつも突然な君

「あ、そろそろ行かなきゃ」


時計を見て立ち上がる私


「どこ行くの?」


あくびをしながら、葉音が聞いてきた


「ん?スーパーの朝市に…激安なんだよ?葉音も行く?」

「眠い。メモ渡すから、買ってきて?…夕食作ってやるから」

「本当!?」


よし、取り引き成立だ!
ってか、どんだけ眠いんだろう


「じゃ、よろしく」


葉音は私にメモを渡すと、寝室に帰って行った


本当に休日のお父さんみたいだなぁ…
言ったらまた危険なめに会うから言わないけど…

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