いつも突然な君

涙を流しながら歩く私


暗くてよかった…

泣きながら歩いてたら、目立つし


そして、マンションに着く

すると、入り口の所に誰かが立っている


女の人…?

徐々に近づき、その姿がはっきり見えた時、私は動きを止めた


あの人は…
葉音と一緒にいた女の人


私は顔を合わせないように、下を向きながら足早にその人の前を通過しようとしたが、出来なかった


「ねぇ、あなた」


声をかけられたから…
無視は出来なかった…

< 181 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop