いつも突然な君
「葉音とは、偶然会って…」
っと、遥さんは葉音との偶然の再会から、土曜日のことまでの話をしてくれた
偶然会って、指輪探しで困っていた葉音を遥さんが手助けしてくれたこと
土曜日に、指輪の作製の話し合いをしていたこと
そして、悪ノリで葉音にキスをしたこと
「知らなかった…」
「驚かすために、葉音が隠してたからね。知らないと思うよ?」
すべての裏話を聞いて驚く
そして、気づく
葉音は…何もしてなかった
私の…早とちりだったんだ
そう思った瞬間、全身の血の気が引いた