いつも突然な君

「原田美羽です!よろしくお願いします!」


ペコッと頭を下げて自己紹介をする

すると…


「かぁいい!!ちっちゃい!よろしくね!」


「うぉぉ!萌える!」


女の子も、男の子も歓迎(?)の悲鳴をあげた


よかった…
なんか、馴染めそうな雰囲気


「じゃ、日高。放課後、軽く学内の案内よろしくな」


私が胸を撫で下ろしていると、先生が1人の男子生徒に告げた


「…はい」


返事をした生徒を見て、私は固まった…

眼鏡をかけた、いかにも優等生らしい男子生徒は、私が追ってきた"葉音"に似ていた

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