いつも突然な君

…本当に誰かがくっついてる

俺はゆっくり、"誰か"を隠している布団を捲った


「………。」


驚き過ぎて声も出なかった

だって、居るはずが無い人がココにいるから


「…美羽?」


幻じゃないかと思い、そっと彼女の頭に触れる

触れる…本当に美羽が居る

気持ちよさそうに、寝息をたてて、俺の腰辺りに腕を回して寝ている

なんで、居るの?


それと、もう1つ疑問がある


なんで、そんな格好してるの?


真冬なのに、キャミソールと下着だけ…?


まるで、事後みたいな…格好じゃね?


記憶無いんだけど…

俺、何した?

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