いつも突然な君

ごめんなさい、ごめんなさい
っと言い続ける美羽を引き寄せ抱きしめる


「…紛らわしいことして、ごめん…言えば良かったね」


たしかに美羽は、早とちりをした

でも、間違えるようなことをしたのは、俺だ


「言わなかったの…私のためでしょ?…私を驚かせたかったから、言えなかったんだよね?」


俺の腕の中で美羽が言った


「なんで、知ってんの!?」

「全部聞いたの。遥さんに」


あ、そうですか…

あぁ、カッコ悪いな俺

< 197 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop