いつも突然な君

「…俺、ダサいな…女々しすぎだろ…」


っと、話を聞き終えた葉音がショックを受けている


「でも…私は嬉しかったよ?葉音のすべてが私を好きって言ってるみたいで…嬉しかったよ?」


昨日、脱がされ抱きしめるられた時にそう思ったんだ


「俺は、常日頃から全身で好きって言ってるつもりだったんだけど?」

「え…」

「今さら気づいたの?」


ニヤリと笑った葉音が、私を抱きしめる

…一週間の反動ってすごい

以前にも増して、ドキドキする


「俺は、お前が居なきゃ生きていけない。…それくらい美羽が好きなんだよ。もう、ここまで来ると一種の中毒だよね」


そう言って、私の居なかった一週間を耳元で話始める葉音

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