いつも突然な君

葉音は、私を必要として私をここに呼んだ


私も葉音を必要とするようになった


あなたには私が…
私にはあなたが…

必要不可欠な存在なら

ずっと、一緒に居よう



「大好き…葉音」


そう言うと、葉音は笑って言い返してきた


「じゃ、俺は…愛してる」

「!!…っ私も愛してるもん!」


いきなり言われる、最上級の愛の言葉に動揺しながら、必死に対抗する

すると…


「ふっ…可愛い」

「ふぇ…ぅンッ」


不意に優しく笑って
前触れ無しに降り注ぐキスの雨



あなたはいつも突然過ぎる…
行動も言動も…



それでも私は…
あなたが大好きです


だから、私は誓います

もう何があっても、私はあなたの側から離れません

この指輪に…永遠に誓います








end…

< 204 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop