いつも突然な君

「…行くぞ」

「え、あ。うん」


無愛想に、それだけ言う日高くんについていく

移動教室で使う部屋

購買

図書館に保健室

ついでに、トイレの場所まで案内される


でも、私の思考は違う所に飛んでるため、頭に入ってこない


「…聞いてないだろ?」

「へっ!?いえっ!とんでもございません」


あからさまに"聞いていませんでした"な、反応をする私に、日高くんはため息をついた

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