いつも突然な君

放課後、葉音と帰るため葉音に声をかける

が、様子がおかしい…
反応が鈍い…?


「…葉音?」


心配になり、葉音の顔を覗きこむ

あれ?葉音にしては、顔赤い?
ってゆうか、目がちょっと涙目で…色っぽい…

っじゃなくて!


「葉音!熱あるでしょ?!」


自分の手を、葉音のおでこに当てる

やっぱり、熱あるじゃん!


「帰ろ!葉音!早く家に帰らなきゃ!」


言いながら、何も言わない葉音の手を引いて足早に学校を後にした

手を繋いで学校内を歩いたため、また凄い騒ぎになっていたが、今は葉音が最優先なので、すべてを無視して家へ急いだ

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