いつも突然な君

〜葉音side〜


「ん…?」


俺が目を覚ましたら、昼になっていた

昨日…
なんか、俺すっげーダサいこと言わなかったか?


そう考えていたら、片手に温もりを感じて視線を向けると、美羽がいた


「…本当に、そばにいてくれたんだ…」


思わず口元が緩む

まぁ、俺が引き止めたんだけどな


「ふぇ…くっちゅんっ!」


一つくしゃみをすると、むごむご動く美羽


「…さ…みゅい…」


さみゅい…
さむい…?

寒い?!

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