いつも突然な君
美羽に、昨日俺が飲んだ薬を飲ませた
「食欲は?」
「卵雑炊食べたい」
どうやら、俺と違って食欲はあるようだ
しかも、卵雑炊って指定するんだ
作れってことか?
まぁ、いいけどさ…
「作ってくるから、制服着替えろ。俺のTシャツ貸してやる」
そういえば、美羽は昨日から制服のままだった
引き出しから、適当なサイズのTシャツを出して、美羽に渡した
「…おっきい…」
「おまえサイズのなんて無いよ。諦めて、着なさい」
不満そうな、顔の美羽を残し俺は卵雑炊を作るため、キッチンに向かった