いつも突然な君

「ごちそうさまでした。美味しかった!」

「そ?」


俺の作った卵雑炊を完食した美羽は、笑顔で言った


「じゃ、食べたら寝ろ」

「え!?」


俺が睡眠を促すと、何故か困惑の表情を浮かべる


「私、もう帰るよ?…ベッド占領しちゃうし…」


あ、なんだ
そんなことか


「いいから、おとなしくそこで寝とけ。ダルくて何も出来ないだろ?」

「…ありがとう」


そう言うと、美羽はおとなしくベッドに入った


まぁ、風邪感染したの
…俺だしな…

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