いつも突然な君

「あの…葉音…」


葉音の机に歩み寄り、交渉を開始する


「やだ。めんどくさい」


まだ、何も言ってないのに拒否られた


「…テスト…数学…」

「やだ。って言ってるでしょ?」


ふぃっと顔を背ける葉音


「日高くんのケチっ!可愛い美羽が頼んでるんだから、引き受けなさいよ」


私が困っていると、後ろから瑞希が現れた

いや、私可愛くないよ?


「あぁ?…美羽を餌に釣っても、俺は釣られてやらんぞ?それに、自力でやるのがテストだ」


だから、自力で頑張れっと冷めた目で言われる

たしかに、そうだけどさ…

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