いつも突然な君

「…泊まるだけ…?」

「何かしてほしいの?」


葉音の笑みの意地悪度が上がる

だから、思いっきり首を横に振り、全身で否定する


「何もしないよ。(…今日はね)」

「うん…わかった。じゃ、お泊まりする」


そして結局、葉音に上手いこと丸め込まれた私は、葉音の部屋に泊まることになった


私、弱いなぁ…

いや、葉音が強いのか

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