いつも突然な君
「2人は、宣伝部隊です。…はい。これを当日着て、校内を歩き回って宣伝してね!」
満面の笑みで渡された物を見る
私の渡された紙袋の中には、黒いもこもこの何かが入っている
そして、あるものを見つけ、手にとる…
「…猫耳…?」
私が手にしたのは、カチューシャ型の黒い猫耳だった
瑞希は、何を受け取ったのかな?
そう思い、瑞希の方を見ると…
「…とんがり帽子?」
瑞希が持っていたのは、黒いとんがり帽子
「魔女と黒猫!頑張ってね2人とも!」
呆然と渡された物を見ていた私達に、素敵な笑顔を残し、佐原さんは去っていった